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2010.09.14

【演奏会報告】明治大学マンドリン倶楽部の帯広演奏会に行ってまいりました

先日9月12日の午後6時より行われた明大の演奏会を聞いてきました。
帯広での演奏会は2年に一度なので、私にとって1年生のとき以来2度目になりますが、やっぱりいいですね!
演奏旅行ということもありフルメンバーのときに比べれば劣るのでしょうが、前回と同じく見に行ってよかったと思える演奏会でした。

人数的にはうちの定演ぐらいかな・・・というところですがやはりオケの構成を見ると、パーカスありエレキギター、エレキベース、ピアノ、賛助での管楽器その他とため息が出るほど豪華だなと。
とそれは、前置きで個々の内容のほうを書きますとこのような感じです。

三部構成で、
1部?古典音楽(雷鳴と電光・歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲・組曲「仮面舞踏会」よりワルツとギャロップ)
2部?日本の歌(狙いうち・秋桜・影を慕いて・津軽組曲より「夏」 など7曲)
3部?ザッツマンクラワールド(コパカバーナ・追憶・マカレナも乙女・エルクンバンチェロ など8曲)
礼奏?ラテン音楽メドレー・明日にかける橋
といった曲目がありました。

やはり、大太鼓とシンバルが印象的な「雷鳴と電光」のつかみは最高だったなと感じました。
またベタな感想ですがやっぱり「津軽組曲」の1st、ドラソロが何度聞いてもすばらしく、ドリンでこんなこともできるのかと感心させられます。
3部はラテン音楽が大目だったのですが、これはさすがというか・・・パーカスが利いているということはもちろんなのですが曲の感じが本当に表現されていて・・・おんなじ曲でもこうも違うのかと。
全体としてそれほど長い曲もなく何より、マンドリンオリジナル曲がないというところが特徴的なところです。
ところどころに手拍子を(いやはや指揮者を筆頭に奏者の皆さんは非常によく動いてました)入れるところを作りつつでお客さんをあきさせない演出がすごい。MCも部員が行っていましたがきちんとナレーションもしつつポイントポイントでパフォーマンスも入っていました。

?やっぱり団体の“色”みたいなものがあるなと感じます。時間をかけてできるものなのでしょうが、得意とするレパートリーやジャンルのようなものがいろいろな団体にあるようです。(クラシックや民謡などなど)

無理をしてそういうものを作る必要はないのですが、そういうものがあることで団体としての安定感が生じるのではないでしょうか。

さて、今後OMCはどうすればいいのやら。まあ、まだサークルの歴史もたかだか40年。失敗を恐れず試行錯誤していくしかないでしょう。とにかくまずは今週末の依頼演なのですけどね(笑)

「何でも弾いてやろう」の精神を見習いつついきたいものです。