2009.12.01

<師走初日>今日から練習再開です。

今日から12月、もう氷点下になる日も珍しくなくなってきました。

さて、本日からマンドリンサークル練習再開です。

2年生と1年生で目下のところは卒演を目標にやっていきます。

ちなみに新幹部もおおよそ決まりました。そのうち挨拶をあげます。

一年間、よりよい演奏を目指して楽しくがんばっていきましょう。

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追伸・コメントありがとうございます!

今まではコメントのとこに返信つけていたのですが、なんか違う気がしたのでこっちにのっけます。

丸本さんの曲はやっぱり耳に残りますね。私はたまに森の鼓動が流れてきます。

連載のほうは…まあノープランなんですがCDを端から行こうかなと思ってます。

これからは聞かないと記事がかけなくて正直面倒・・・いや、勉強になりますのでいいペースでやりたいと思います。

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追追伸・週末に札幌マンドリンアンサンブルの定期演奏会を聞きに行きました。

内容としては

一部?映画音楽特集 二部?スペイン特集 三部?青春音楽特集

でした(曲目はパンフレットが手元にないので失礼)。わからない曲もありましたが聞きなれた曲も多く、最後まで飽きないうまい構成になっているなと感じました。

マンドリンオーケストラに管楽器や打楽器、今年はピアノを加えての演奏会でしたが、やっぱりノリのいい曲はドラムが利いててよかったです。奏者さんは三部が一番大変そうだと感じましたが、一番楽しいステージでした。マンドリンでまさかロック音楽(ローリングストーンズの)を入れてくるとは・・・すごいです。

スペイン特集は確か「スペイン」「狂詩曲スペイン」の二曲でしたが、曲(あるいは音)の作り方の巧妙さが一部と同様に出ていたと思います。「歌う」とか「強弱をつける」とはよく言うものですが、音量の波のつけ方、つまり小さい音から大きい音までの出し方が本当にすごい。さっきからすごいしか言ってませんが、勉強になりました。

個人的には映画音楽、やりたいなと思う今日この頃です。

最後に斉藤先生。いい声でした!

2009.11.27

<連載>虹彩について

もう、定演終わってるじゃあないか!でも書きます(というか引用です。申し訳ない)。

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 虹彩は2006年、京都教育大学マンドリンクラブ第47回定期演奏会において初演された。
 曲は展開部的な性質の中間部を有する三部形式によるが、2つのモチーフと1つのテーマ、および作者の前作である「雨の世界」と「光彩」の引用によるエピソードという多彩な音楽要素が絡み合い、様々な響きを示している。上昇形の「雨の世界」のモチーフはおそらく雨が上がる描写であり、その後に光が差し、虹が現れるという様子が描かれる。また、2度の進行による響きの変化が全曲を支配しており、それが光をプリズムに通したように、様々な色を聴くものに見せる。

?― 作曲者記 ―

自然に見える景色の中で、虹は
その鮮やかな色彩、
一瞬にして現われ消えてしまう儚さ、
空いっぱいに広がる壮大さ、
一方で小さく、触れることが出来そうなくらい身近にも見ることの出来る
とても不思議な存在だと思います。
この曲は私が虹に感じる色彩や想起される感情を曲想としています。

本来は、人間の瞳の色を決定し、目に入る光の量を調節する部分の事を「虹彩」と呼びます。
この曲名には虹を見た一人の人間の心象であるという意味を込めました。

とのことでした。奥の深い曲です。

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今後の連載ですがたまにはやろうと思います。

サークルに保管されている楽曲データは結構あるので聞いた感想とかを書き込んでいきたいです。

音楽の道も日々是精進ですね。

2009.11.13

<連載> 丸本 大悟氏について

最近、サボり気味でしたがとりあえず三部の楽曲については定演までにすべて上げたいものです。

それでは、丸本大悟氏について今回は見てみましょう。

(以下HPを参考にしています)

丸本大悟氏は1979年大阪に生まれ、5歳よりエレクトーンと楽典の基礎を学びはじめました。

マンドリンを始めたのは大学在学中であり、龍谷大学マンドリンオーケストラマンドラ首席奏者となりました。その後ARSNOVA Mandolin Orchestraでマンドラ奏者となり、
現在はARTE MANDOLINISTICA 及び ARSNOVA Mandolin Ensemble にて同じくマンドラ奏者として演奏を行っています。

作曲活動は高校よりはじめ、ARSNOVA解散公演の為の「ARSNOVA組曲」「組曲『杜の鼓動』」をはじめ、数多くの作曲委嘱を手がけ、作品にはマンドリンオーケストラ曲の他、アンサンブル曲、独奏曲、編曲作品などがある。

2006年、第2回大阪国際マンドリンコンクール作曲部門にて独奏曲「Four Preludes」が入選、アンサンブル曲「光彩」が第3位入賞。

マンドリン、マンドラを井上泰信氏に師事し和声法を久保田孝氏に師事しました。

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昨年はうちのサークルでも上記にある「組曲『杜の鼓動』」の第三楽章「街の灯」をやりましたが、月並みな感想ですが「すごくいい曲」でした。難しい曲なのですが・・・。第一楽章から第三楽章まで聞けばわかりますが、非常に情景が浮かぶ、ただ聞くだけでもたのしい曲です。非常にメロウなフレーズから緊張や激しさに満ち満ちた部分まであり、やはり第三楽章は組曲の最後にふさわしい曲です。

弾く方とすると、常によい緊張感を持ちながら弾ける曲です(私はそれどころではなかったですがね)。というのも、似たようなフレーズが使われているため、そこの表現をどうするかに気をつける必要が常にあるからなんですが、曲の持つ緊張感がそのまま来るという感じかも知れません。

さて次回は「虹彩」についてです。たぶんあっさりとしかかけないと思いますが・・・

2009.10.30

今日から臨時休部

最近畜大でもインフルエンザが流行していますが、昨日マンドリンサークルでもインフルエンザの感染者が出たため、学校側からの自粛要請もあり活動を一時休止することになりました。

今後はとりあえず様子を見てからの判断になるそうですが、風邪の症状が出たら自己判断で自宅療養をして、再開後は感染者が増えないように部員各自が気をつけあう必要があります。

全体練習はありませんが、各自判断で練習を行い、定演に支障が出ないよう対応していきます。

OB・OGさんもどうぞ気をつけてください。

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タイトルとは関係ありませんが

来週から練習場所が変わります。

11月をもって学館と第二サークル棟が閉鎖・改修を行うため、今まで学館で練習してましたが、講堂および合宿棟が練習場所になります。

学館も相当古かったですが、ついに改修です。

私はまだ二年しか使ってませんが、記録を見る限り創部以来ほとんどの活動がこの学生会館で行われてきました。

部室ともども、古くていろいろ不便なところはありましたが、活動には不可欠な場所として使わせていただいてきました。

そんな学館に感謝をしたい。

加えて、引越しに伴って資料等も整理しました(アルバムとか部報など)。

これは、定演の会場で展示いたします。

2009.10.27

<連載>今日のMusik?マンドリンの群れ編?

今回は?「マンドリンの群れ」 “I Mandolini a congresso!” pezzo sinfonico?について

 ブラッコが?ジェノヴァ のマンドリン団体で指揮をしていた時、このクラブのメンバーに捧げたのが「マンドリンの群れ」です。マンドリン(1st・2nd)・マンドラ・リュート・ギターの弦楽5部からなる曲です。1902年?にはトリノ におけるマンドリン雑誌『イル・マンドリーノ』の第6回作品コンクールにおいて金賞を獲得しました。

同年6月に出版されてからは欧州各国のマンドリンオーケストラによって演奏されるようになりました。

表題に掲げたように「マンドリンの群れ」が一般的な日本での名称ですが、「マンドリニストの群れ」も多く使われています。調べてみると直訳的には「マンドリン達の会合!」とか「マンドリン達の決闘!」、意訳すれば「集え!マンドリン達」「マンドリンのつどい」わずかに使う団体もあるようです。

個人的には「マンドリンの群れ」と呼ばれると、なんだか演奏会場にマンドリンが殺到している情景が浮かんだり、マンドリンが群れを成してうごめくようなイメージを持つのですが、ほかの人はどうなんでしょう。

ちなみに後に続く「sinfonico」とは後にイタリア式序曲に発展した16世紀前半以前の交響曲の形式に依拠した急?緩―急の3部構成の楽曲のことらしいです。

この曲はその当時見るとかなり独創的なものだったようです。

マンドリンのトレモロとピッキング、2つの奏法の見せ場を設け、旋律のすぐれている事、シンコペーションを多用しテンポの変化に富んでいる事、マンドリン・ギターによる楽器のコンビネーションの巧妙なことはマンドリン楽曲に影響を与えたようです。

1909年フランスの?ブリュゴーニュ において催された国際競演会では最もすぐれた作品として推薦されたことによって、一層価値を再認識され、社会人から広く学生団体にいたるまでディレッタントの入門曲として広く演奏されるようになり、日本でも戦前より各地で演奏されています。

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