2009.10.30
最近畜大でもインフルエンザが流行していますが、昨日マンドリンサークルでもインフルエンザの感染者が出たため、学校側からの自粛要請もあり活動を一時休止することになりました。
今後はとりあえず様子を見てからの判断になるそうですが、風邪の症状が出たら自己判断で自宅療養をして、再開後は感染者が増えないように部員各自が気をつけあう必要があります。
全体練習はありませんが、各自判断で練習を行い、定演に支障が出ないよう対応していきます。
OB・OGさんもどうぞ気をつけてください。
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タイトルとは関係ありませんが
来週から練習場所が変わります。
11月をもって学館と第二サークル棟が閉鎖・改修を行うため、今まで学館で練習してましたが、講堂および合宿棟が練習場所になります。
学館も相当古かったですが、ついに改修です。
私はまだ二年しか使ってませんが、記録を見る限り創部以来ほとんどの活動がこの学生会館で行われてきました。
部室ともども、古くていろいろ不便なところはありましたが、活動には不可欠な場所として使わせていただいてきました。
そんな学館に感謝をしたい。
加えて、引越しに伴って資料等も整理しました(アルバムとか部報など)。
これは、定演の会場で展示いたします。
2009.10.27
今回は?「マンドリンの群れ」 “I Mandolini a congresso!” pezzo sinfonico?について
ブラッコが?ジェノヴァ のマンドリン団体で指揮をしていた時、このクラブのメンバーに捧げたのが「マンドリンの群れ」です。マンドリン(1st・2nd)・マンドラ・リュート・ギターの弦楽5部からなる曲です。1902年?にはトリノ におけるマンドリン雑誌『イル・マンドリーノ』の第6回作品コンクールにおいて金賞を獲得しました。
同年6月に出版されてからは欧州各国のマンドリンオーケストラによって演奏されるようになりました。
表題に掲げたように「マンドリンの群れ」が一般的な日本での名称ですが、「マンドリニストの群れ」も多く使われています。調べてみると直訳的には「マンドリン達の会合!」とか「マンドリン達の決闘!」、意訳すれば「集え!マンドリン達」「マンドリンのつどい」わずかに使う団体もあるようです。
個人的には「マンドリンの群れ」と呼ばれると、なんだか演奏会場にマンドリンが殺到している情景が浮かんだり、マンドリンが群れを成してうごめくようなイメージを持つのですが、ほかの人はどうなんでしょう。
ちなみに後に続く「sinfonico」とは後にイタリア式序曲に発展した16世紀前半以前の交響曲の形式に依拠した急?緩―急の3部構成の楽曲のことらしいです。
この曲はその当時見るとかなり独創的なものだったようです。
マンドリンのトレモロとピッキング、2つの奏法の見せ場を設け、旋律のすぐれている事、シンコペーションを多用しテンポの変化に富んでいる事、マンドリン・ギターによる楽器のコンビネーションの巧妙なことはマンドリン楽曲に影響を与えたようです。
1909年フランスの?ブリュゴーニュ において催された国際競演会では最もすぐれた作品として推薦されたことによって、一層価値を再認識され、社会人から広く学生団体にいたるまでディレッタントの入門曲として広く演奏されるようになり、日本でも戦前より各地で演奏されています。
2009.10.23
さて、何人見てるかわからないこの記事ですが、少し部員のためになるであろう記事をこれからは少しずつUPしていこうと思います。
今回はカルロ・アルベルト・ブラッコ(Carlo Alberto Bracco)についてのお話です。
今回の定演・三部の曲である「マンドリンの群れ」 の作曲者です。
彼は1860年にイタリア北部に生まれ、1905年ジェノヴァで亡くなりました。マンドリンだけでなくヴァイオリン、指揮、当然のことながら作曲も行っていました。
詳細な経歴についてはあまりわからないようで、本名ですら以前はC.Adolfo Braccoとされていました。(後にイタリアのマンドリン教授U.オルランディ教授の調べでCarlo Alberto Braccoが正しいということになった。)
マンドリンに関する作品は約20曲ある一方、作品番号は98まで知られていて、未出版・未番号の曲も多く存在することがわかっています。
作品の多くは小編成のアンサンブルやデュエット曲と言われており、今回演奏するま「マンドリンの群れ」が最も編成の大きなもののようだ。他には『闘牛士』や作曲家ワルトトイフェルに捧げた『ワルツ組曲』などが主要作品で、いずれも低音楽器を補足して合奏形式で演奏される事が多いようです。
さて、はっきり言って書くことがもうないのです。1902年「マンドリンの群れ」が発表されますがこれが世界的にも認められる作品となりました。
次回はこの曲について少し書きます。
2008.11.28
明日は本番当日です。
コンミスさんから
本番に疲れを残さないように、今日は早めに練習を切り上げてください
とのお達しがありましたが、
10時近くなっても結構な人数が残ってましたね。
まぁ、さすがにそろそろみんな引き上げた頃でしょうか。
今日は宣伝のためOCTVの「がぶっとラジオ」に出演させていただきました。
事前に告知しといたらよかったんですけどね。いつの間にか当日だったもので。
半ば無理矢理連れて行かれた1年生マヤコンは風格漂う立派なトークを披露したのに
肝心の演奏は出だしとマンドリンの音がよく聞こえないという残念な感じに。
(マイクを手持ちで向けてもらったんですが、セロ方面に向いててマンドリンからは遠かったんです(^^;)
せっかく王子が最高の演奏をしたのにねぇ。
いい宣伝に出来たかどうか若干不安が残りますが、たくさん聴きに来てくださるといいですね。
後期にはいってから約2ヶ月、
ほとんど毎日練習して
苦しいこともたくさんあって
そのたびに「あと何週間こんな日が続くんだろう…。」なんて思っていたのに
いざ明日が本番となったら、なんだか一瞬だったような気もします。
本番も始まってしまえば一瞬です。
ステージは約2時間ですが、私たちはもっと短く感じます。
その一瞬のために私たちはたくさんの日々を積み重ねてきました。
ここまできたら楽しみましょう。そして、楽しませましょう。
では、また明日。