2010.06.11

マンドリンサークルの部報「トレモロ」が完成しました。
今年でVol.46のようですね。数が中途半端…とはいえすごい数です。
冒頭に載せましたが、とりあえず表紙はこんな感じです。
裏表紙は…ほとんど内輪ネタになりますが、比較美術史(杉田先生の講義です)でやった仏像の印の結び方のひとつです。
しばしば無になろうとする一部部員の中でよくやられているのです。
さて、内容ですが今年も例年通りの構成(プロフィール→企画もの→入部動機or自由題)です。
新入部員4名の素顔がここに…少ないながらもなかなかのポテンシャルですよ
今年の企画ものですが「ぼく・わたしの脳内メーカー」ということで自分の脳内の分析をしてもらうという内容であります。
自分は25%ぐらい自主規制しましたが、ほかの人はどうなんでしょう?
今日日の大学生(非常に偏ってますが)が何を考えているのか興味深いものです。
毎年恒例の自由題と提出期限に苦しめられ(苦しんだのは係りの人である)ながらもどういうトレモロができたのやら。
近日中に発送されます。
2010.05.07
たくさんのコメントありがとうございます。
誰も見てないと思いながらテラテラ書き込んでますがコメントをいただくと力が入るものです。
とりあえず、インフォメーションモールに張り紙などしてサークルのアピールをしていきたいと思っております。個人的にはなんとなく高校時代の超小規模部(部員二人)だった山岳部に呼び込みをするため知名度アップに奔走した日々を思い出す勢いです。
先週・今週と遅まきながら予告通り昼演奏をやってきました。
反応は…今日のはあまりよくなかったですかね。人の通りも少なかったですし…
こんな感じです

で、練習もそろそろ寮祭・定演シフトにいよいよ入ろうかというところです。
寮祭は今回、趣向を変えてアンサンブル主体の演奏を行い最後に合奏という形にしていこうと考えてます。
定演は…まあ、ぼつぼつ始動しようかなといったところですが。いくつか工夫をしてとにかくお客さんに楽しんでもらえるステージ作りをステマネ的には考えています。
今後はその辺の情報も逐次更新したいなとおもいます。
ちょっと私的な話題
CD・テープの資料データ化作戦(今命名しました)ですが、CDの目録製作にめどがつきmそろそろテープのデータ化に移りたいと思ってます。
テープ150本は多いな…ちなみに定演の音響資料がやたらと散逸して見当たらないので卒業生の皆さんに協力を仰ぐ可能性があります。
追伸
楽譜のデータは開くことができました。カード型データーベースソフトがあいまい検索もできて結構使えそうにおもわれ…。
楽譜データは有効に活用させていただ…
<へんじがない ただのしかばねのようだ>
2010.04.01
今日から新年度です。私もとうとう三年生・・・どうでもいいことですが。
さて、同じくサークルのほうもぼつぼつ新年度の活動のほう初めて行きます。4月12日まではどうやらいわゆるコミプラ(旧学生会館)が使えないので仮住まいとして講堂で練習をやることになっちまいましたので、所用のある人は午後4時以降講堂にお越しください。
ちなみに、わがサークル何とかコミプラに拠点確保が叶いそうです(物品庫ですが)。今後は本当に部屋の占有なんてできない(当たり前です)のでその物品庫を有効活用しつつ精力的なサークル活動を展開したいと考えています。
昨年は非常に多くのOB・OGさんに学校にお越しいただきましたが、学生会館・・・ほんとにすごく変わりましたよ(外からしか見てないのにこんなこと書くのもなんですが)
さて、今年の定演まで241日。がんばっていきましょう。まずは入学式の勧誘ですがね。
さて、話は変わりますが
ちょっと告知
サークルの有志がとかマンのコンサートに参加するので、ここで少し宣伝をしときます。
第268回帯広百年記念館ロビーコンサート 「マンドリンの夕べ」
日付:2010/4/3 (金)
時間:18:30開演
場所:百年記念館 ロビー (地図)
入場料:無料
曲目は「ライムライト」「ジブリメドレー」などですが、二部にのみ参加してきます。
オカリナを交えた演奏も行います。お時間のある人はちょっと足を伸ばしてみるのもいいかもしれませんね。
ほかにも、今夏は道東マンドリンフェスタが行われる年でもあり、同じくサークル有志が参加します。今回は北見での開催。
詳細は後日。
2010.02.17
昨日は、十勝の池田出身の長島選手が銀メダルを取ったそうですね。
まあ、時差の関係で(というかまだ試験も多いし練習もしなきゃなので)見れないんですが
さて、今週は依頼演の追い込みをしております。「恋はみずいろ」とかなので再演する曲だけですがね。
意外と面子が変わるとあわせるのも大変なもので、あと一週間で微調整やら「味付け」をしようと思ってます。
卒演もじりじり近づいてきておりちょっとやばいかもとか思いつつ、講義の合間にじゃかじゃか練習中。
〈不定期連載〉今日は「コンラート・ヘルムート・ヴェルキ(Konrad Helmut Wolki)」って誰だ?
今回の卒演でやる「三つの古風な舞曲」の作曲者なんですが・・・ドイツでは有名だそうで。
ヴェルキは、1904 年12 月27 日ベルリンに生まれ、1983 年7 月5 日没した。近代ドイツの代表的なプレクトラム楽器(弦を指・つめ・ばちなどで、はじいて鳴す楽器の総称で撥弦楽器と言われる)の作曲家の1人である。
12歳の時にベルリン王立オペラ児童合唱団のメンバーとなった。1922年、「マンドリンオーケストラ・フィデリオ」を結成。この団体は何度かの名称変更を経て、最終的に1937年に「ベルリナー・ラウテンギルデ」と改称された。
彼は、マンドリン音楽を認められる音楽にする目的で、数多くの音楽教育的配慮をなした作品から、Zupforchester(ドイツ語でツプフオーケストラ・・はじくの意味。つまりマンドリンオーケストラ)に多大な影響を及ぼす作品を書きその地位向上に貢献した。
著書に「ドイツマンドリン教本」(1932)、「マンドリンの歴史」(1940)などがある。
シュテルンシェン・コンセルバトワール(1934?1940)、ライニッケンドルフ国民音楽学校(1948?1959)、ベルリン市立コンセルバトワール青少年音楽指導ゼミ(1962?1966)など、マンドリン音楽教育者としても活躍する。1924 年に処女作「序曲第1 番イ長調」を発表し、それに続く6 つの序曲など、60 余りの作品を残している。
作品の特徴は、時代により3つのジャンルに分けられる。1920 年代の木管、ホルン、打楽器を含めたトレモロ主体の大編成による交響曲的作品、1930 年代のピック奏法主体の新古典主義音楽の作品、そして1950 年代の調性のある現代的な和声やリズムを取り入れた作品がある。 「撥弦楽器のための組曲第2 番」は第2 期1937 年の作品である。副題に「Musik fuer schlichteFeierstunden」(素朴な祭りの音楽)とあり、静かな第1 曲から順番に進むにつれ軽快なものとなる。ツプフオーケストラの長所は各楽器の音色の違いにあり、様々な効果音を用いることで音楽表現を広げることができる。従来のマンドリンオーケストラでは、単なる伴奏の楽器でしかなかったギターが、2 声から4 声と和音的機能と旋律的機能とに分けて使うことで、全く別の音色効果が期待出来る。
「三つの古風な舞曲」に関しては、ヴェルキはドイツ各地の民俗音楽の収集と復興を推奨していたため作曲された。これに関連してマンドリンやギターのほかアコーディオンやリコーダー、ツィターなど幅広い分野に影響を及ぼし、ドイツで舞曲をモチーフにしたマンドリン・ギター合奏曲が数多く出版されているのもこのためらしい。
2010.02.12
最近のサークル
十勝も最近一気に暖かくなってきましたが、卒演まで後一ヶ月もなくなってしまいました。
当然ほとんど毎日練習もあるわけですが、ちょっと人の出が悪かったり、落ち着かないことが多い。
何でかと思えば、そう、学期末で試験が多いんですねぇ。鰹の「中の人」の一人はいわゆる農経なのでほかの人よりは楽なわけですが
気づいたら結構試験があって大変だということになってて少しあわてています。
とにかく、今時期が試験も練習も山場なので特に一年生には踏ん張りどころでしょうねぇ。
二年目は・・・留年がつかないようにがんばれと。私?どうでしょうねぇ
不定期連載 今回は「吉水 秀徳氏・プレリュード3」について
イマナラ ダレモ ミテナイ ハルナラ イマノウチ
吉水 秀徳氏は1961年8月7日生まれ、大阪府在住のマンドリン音楽の作曲・指導者です。
大阪府立四條畷高等学校、大阪市立大学にてマンドリン部に所属されました。
学生時代に処女作「2つの動機」(1982年)を発表。さらにその後作曲された「プレリュード2」(1989年)が高く評価され、氏の曲は2009年現在わかっているだけでしているだけで700回近くの再演実績を持っています。
また「序曲」(1991年)が日本マンドリン連盟主催第5回マンドリン合奏曲作曲コンクールで第3位に入賞しました。
氏の作品はいずれも「わかりやすい構成」「美しい旋律」を備え、中規模の社会人・学生アンサンブルが選曲するにあたって無理の無い編成規模を取るなど、邦人オリジナル作品の様々な可能性の中でひとつの方向性を示したものとして注目を集めている。
現在は梅花女子大学マンドリンクラブ技術顧問しています。
マンドリン音楽全般について、木下正紀に師事。
『プレリュード3』について コメントを転載
私は以前より、マンドリン作品には比較的、長大・大編成の曲が多いと感じており、いつかこのようなコンパクトで短い作品を書いてみたいと思っていました。
短く単純な楽譜ですが、その中に自分の好きな音楽をちりばめ、きちんとストーリーを持たせた、「文庫本のような作品」になったと感じています。
曲は「ひなたぼっこ」をイメージした、平和な調子で進みます。
中間のAllegroの部分が少し厳しさを感じさせますが、それだけに前半の再現部のイメージが、より鮮明になったのではないでしょうか。
前作「プレリュード2」と型式や編成がにているため、直接的に関係するものはありませんが、「プレリュード3」と名づけました。
1998年秋に作曲、同年10月に初演。演奏会での初演は同志社女子大学により1999年3月に行われました。